中学校部活動の地域展開

   新得町では、中学生が将来にわたってスポーツや文化芸術活動に親しみ、希望する活動に取り組める環境を確保するため、学校・地域の団体・関係機関と連携しながら、部活動の地域展開に向けた取り組みを進めています。

1.部活動の地域展開とは

   これまで主に学校が担ってきた中学生のスポーツ・文化芸術活動について、地域のスポーツ団体や文化団体などと連携し、地域全体で子供たちの活動を支えていく取り組みです。学校部活動が培ってきた教育的な意義を大切にしながら、地域の実情に応じて、多様な活動を確保していくことを目指します。

2.なぜ地域展開が必要なのか

   少子化により、学校単位では部活動の維持が難しくなることが懸念されています。一方、部活動には、技術や技能を身につけるだけではなく、仲間との交流や協力、責任感を育むなどの意義があります。こうした意義を継承・発展させながら、子供たちが希望する活動を続けられる環境を整えることが重要です。

3.国・北海道の方針

   国は、令和7年12月に「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」を策定しました。令和8年度から令和13年度までを「改革実行期間」とし、休日については、この期間内に原則として全ての学校部活動で地域展開の実現を目指すこととしています。また、地域ごとの状況や資源の違いを踏まえ、学校と地域の連携や学校施設を拠点とした活動など、多様な方法で進めることが示されています。
  北海道教育委員会も、令和8年3月に「北海道部活動の地域展開に関する推進計画」を策定し、国のガイドラインに沿って、地域の実情に応じた取組を進めています。市町村の状況や課題を把握し、地域に応じた助言・支援を行うこととしています。

4.新得町の基本的な考え方

   新得町教育委員会は、令和7年3月に「新得町中学校部活動の地域展開に向けた取り組み方針」を策定しました。同方針では、主に次の点を目指しています。
・子どもたちの希望をできるだけかなえること
・町内における活動機会の格差を解消すること
・地域の団体や人材などを生かし、持続可能な活動環境を整えること
  また、種目ごとに状況が異なることから、準備が整った活動から段階的に進めるとともに、既存の少年団・競技団体・クラブチーム等との連携や、拠点校部活動、地域クラブ活動、地域人材の活用など、町の実情に合った方法を検討します。

5.新得町で進めている取り組み

   現在、町では次のような取組を進めています。実施内容や時期については、関係団体・学校等との調整状況に応じて、随時お知らせします。
(1)拠点校部活動
  学校ごとの部員数などに左右されず、町内の中学生が活動に参加できる機会を確保するため、学校の枠を越えて活動する拠点校部活動に取り組んでいます。令和7年度から新得中学校・屈足中学校間で実施し、令和8年度は富村牛小中学校も含めた取組を継続しています。実際には新得中学校を拠点校として陸上部に屈足中学校の生徒が参加しています。
(2)休日の地域クラブ活動への展開
  新得中学校陸上部をモデルとして、令和9年度から休日の活動(練習)を地域クラブで行う取組に着手する方向で、受け皿となる団体等との調整を進めています。学校部活動が自動的に地域クラブへ移るものではなく、生徒・家庭の意思を踏まえて参加する仕組みを想定しています。
(3)設置外部活動の地域クラブ化
  新得中学校の設置外部活動である柔道について、地域の柔道団体を受け皿とする地域展開を検討しています。団体の運営上の負担や学校との連携などを確認しながら、関係者と協議を進めます。
(4)指導者の確保と活動環境の整備
  専門的な指導を受けられる環境づくりや教員の負担軽減に向け、指導者バンク等の仕組みや地域クラブ活動の指導者への報酬制度について検討を進めます。

6.中学生が参加できる活動について

   部活動のほかにも、中学生が地域でスポーツ・文化芸術活動に参加できる仕組み作りが必要となります。中学生が参加できる社会教育関係団体の活動内容や参加方法などの情報を整理し、お知らせします。

7.新得町部活動の地域展開に関するQ&A

8.今後のお知らせ

   取組の進捗状況などを、このページで随時お知らせします。現時点で決まっていない事項については、関係者との協議を進め、決まり次第お知らせします。

このページの情報に関するお問い合わせ先

社会教育課

電話番号:0156-64-0532

fax番号:0156-64-5880